ジョージ・パル監督
1959年アメリカ映画
キャスト
ロッド・テイラー
アラン・ヤング
イベット・ミミュー
あらすじ
1889年のロンドン。大晦日に発明家のジョージ(ロッド・テイラー)は発明家仲間にタイムマシンの試作機を披露した。
ミニチュア型のタイムマシンは葉巻を乗せて皆の前から消えた…。
しかし、トリックだと言い信じてくれない仲間たち…。
ただ一人、デビッド(アラン・ヤング)だけはジョージを信じてくれた。
ジョージは皆が帰った後、完成していたタイムマシンに乗り込む…。
めまぐるしい勢いで昼夜が過ぎ、花は咲いては枯れる…。
ショーウィンドウのマネキンの衣装が次々と変わる…。
変わらないのはジョージとマネキンだけ…。
そして80万年後…
科学が発達した素晴らしい世界を想像していたジョージ…
しかし、目の前にあるのは緑あふれる場所…
文明をまるで感じさせない。
木々を抜けるとイーロイ族と呼ばれる人間たちが大勢いた。
皆、平和そうである…
そこへ一人のイーロイ族の少女が川に流されてしまった…
誰一人として助けない…それどころか関心すら持たない…
ジョージは少女を助ける。
助けた少女の名はウィーナ。
本や文字を持たない文明のイーロイ族…。
平和で自由な彼等…実は地下に住むモーロック族の支配下にあった。
何も知らずに暮らすイーロイ族はモーロック族の家畜的な存在…。
ジョージはモーロック族からウィーナを救うため地下に潜り込む…。
こうよう評価
★★★★☆
友情度
★★★★★
ウィーナ可愛い!度
★★★★★
想像していたタイムマシンとは違い、なんだかオシャレで豪華な椅子。
座席後ろに大きな円盤があり、マシンを作動させると回転する。
作動させるためのレバーはクリスタルのようなものがついており、とても綺麗。
マシンを離れるときはレバーを取って持っていく(ミスタービーンのミニクーパーのようだ)
タイムマシンで移動し、途中の年代で何度も降りるのだが、ほとんど戦争…。
本当に人間が嫌になってしまう。
しかし、デビッドの友情を未来に行くたびに感じる。
やがて、核が爆発しマシンごと岩に覆われてしまう。
岩がなくなるのが80万年後…途中で引き返せばよかったのでは?
しかし80万年後にも人類はいた。退化しているように見えるっていうか退化している。
ここで気になるのがイーロイ族は皆ブロンドの白人…。なんだか気になってしまう。
カラフルな布だが格好は原始人…。
そしてイエティみたいな地底人がモーロック族。地下に住み光を嫌いイーロイ人を捕食する。
イーロイ族を管理しているので高度な知識を持つ知的な人間と思いきや原始的。
見た目イエティだしね。
警報がなるとイーロイ族は正気を失いモーロック族の地下へと歩いていってしまう。
ウィーナが地下へ行ってしまったため、ジョージは救出に向かう。
とにかくウィーナ(イベット・ミミュー)が可愛い。
最後はウィーナを連れて帰ろうとするのだが、モーロックの妨害があり離れ離れになってしまう。
現代に戻ったジョージ…しかし彼は再び旅立つ…そこで映画が終わる。
各時代で見られるデビッドの心意気には感動する。