ヴェラ・ベルモン監督
1997年フランス/イタリア映画
キャスト
ソフィー・マルソー
ベルナール・ジドロー
ランベール・ウィルソン
パトリック・ティムシット
ティエリー・レルミット
アネモーネ
レモ・ジローネ
ジョルジュ・ウィルソン
あらすじ
町の小さな踊り子マルキーズ…
踊りと売春でお金を稼いでいたマルキーズの前に1つの劇団が現れる。
それは喜劇作家のモリエールが率いる劇団だった。
看板役者のルネはマルキーズに一目惚れし、その場で彼女と結婚することになる。
マルキーズを劇団員として劇に出演させるのだが、初めての劇でセリフが出ず、ただ立ち尽くしてしまうマルキーズ…。
しかし、舞台の繋ぎで踊ったマルキーズを見た国王たちの目にとまり心を捉えたのだった。
悲劇作家のラシーヌはそんな彼女を見て心惹かれ恋をしてしまう。
ラシーヌはマルキーズのために脚本を書き、その劇が大成功を収める。
スターとなるマルキーズだったが夫のルネは病に倒れ永遠の眠りへとつく。
そんな彼女を支えるラシーヌ…。
新たな幸せを掴むマルキーズ…しかし…。
妊娠し、体調がすぐれないマルキーズは誰にも言わずにいた。
自分の役に代役が立てられることを許せなかったマルキーズ。
しかし、劇中でマルキーズが倒れてしまい、代役にマルキーズの付き人マリーが演じることとなった。
ずっとそばで見続けていたマリーは女優に憧れており、見事代役を務めた。
それを知ったマルキーズは…
こうよう評価
★★★☆☆
わがまま度
★★★★☆
娼婦度
★★★★★
中世ヨーロッパの風景が描かれていて、ちょっと汚い(笑)
役をもらうために脚本家と寝る…野心家のマルキーズ…。
夫ルネはそれを許しており、彼は心が広いのだなと思う。
自分を愛していればどこで誰と何をしようが平気だそうだ。
喜劇作家のモリエールと悲劇作家のラシーヌの対立関係の中、マルキーズはその中心にいた。
自分を連れ出してくれたモリエール達か…新しい恋人のラシーヌか…
様々な人間関係の中で女優マルキーズはどう生きるのか…。
そんな映画。
率直な感想…気が強くてわがままだな~
最後の方はブラックスワンを思い出した。