アンリ・ヴェルヌイユ監督
1956年フランス映画
キャスト
ジャン・ギャバン
フランソワーズ・アルヌール
ピエール・モンディ
ポール・フランクール
ダニー・カレル
リラ・ケドロヴァ
あらすじ
パリからボルドーの間でトラックの運転手をしている初老の男ジャンは、いつも寄って休憩をとる街道沿いの宿で思い出に浸っていた…。
昔、クロチルドという名の女性が女中をしており、ジャンは彼女と恋に落ちた…。
妻子ある身でありながら、若い女性と恋に落ちるジャン…。
わずかな時間でしか会えない2人…
ジャンは家族と別れ、クロチルドと暮らす決意をする…。
しかし、その矢先、職を失ってしまうジャン。
クロチルドからの手紙が妻にばれてしまい、家族と別れる…。
クロチルドの手紙には妊娠していることが書かれていた…。
ジャンに心配をかけたくないクロチルドは堕胎手術を受けに行くのだが…
こうよう評価
★★★★☆
画の美しさ
★★★★☆
哀愁
★★★☆☆
モノクロ映画なんだけど、景色や建物やトラックが美しく見える…。
劇中に出てくる古い大型トラックがなんともオシャレ。
丸みを帯びたボディが可愛く、アメリカの大型トレーラーとはぜんぜん違う魅力がある。
物語は初老男のジャンと帰る場所の無いクロチルドの切ないラブストーリー。
特に派手な演出やどんでん返しのような驚く演出はなく、淡々と進むストーリー。
一見退屈そうに思えるが、気がつけば終わりまで見ている…。
たまにはこういう映画もいいですな~