フランコ・ゼフィレッリ監督
1979年アメリカ映画
キャスト
ジョン・ヴォイト
フェイ・ダナウェイ
リッキー・シュローダー
ジャック・ウォーデン
アーサー・ヒル
ジョーン・ブロンデル
ストローザー・マーティン
あらすじ
元ボクシング世界チャンピオンのビリー(ジョン・ヴォイド)はリングから離れ7年が経っていた。
妻と別れて以来、酒と賭け事に溺れる日々。
それでも一人息子のTJだけは大切にしてきた。
そしてTJもそんな父を「チャンプ」と呼び尊敬してきた。
ある日、ギャンブルで大勝したビリーはTJに競走馬をプレゼントした。
馬主となったTJは大喜びでレースに参加する。
結果は落馬し、馬は怪我をしてしまう。
そのとき偶然に出会ったのがアニーでありTJの本当の母親だった。
ビリーは貧乏暮らしの自分より、裕福な暮らしを送っているアニーの元へTJを生かせるのが幸せだと思い、きつく突き放す…。
しかし、TJはビリーの元に戻ってきてしまう。
TJにとって父親は今もチャンピオンなのだ…
もう一度リングに上がりチャンピオンになる…そう決意するビリーはTJと共にトレーニングを始める。
自分を信じる息子のために再びリングに立ったビリー…
感動の結末が待っている
こうよう評価
★★★★★
泣ける度
★★★★★
チャンプ度
★★★★★
1932年の映画のリメイク
ジョジョの奇妙な冒険に出てきた虹村億康も「チャンプ」を見て泣いたと言っている…
そう、泣ける映画なんだよね。
子役のリッキー・シュローダーがとてもいい演技をしている。
酒に酔って帰ってきてもしっかり支えて面倒を見るTJ…
少しずつ貯めていたお金をギャンブルに使われても怒らないTJ…
本当によく出来た子供。
そんな息子を本当に愛しているビリー…
ビリーとTJの絆は深いのだが、突然現れた母にも少しずつ心を開くTJ。
複雑なビリーとアニーとTJの関係…
最後は本当に泣けます。