ペドロ・アルモドバル監督
1999年スペイン映画
キャスト
セシリア・ロス
ペネロペ・クルス
マリサ・パレデス
アントニア・サン・フアン
カンデラ・ペニャ
エロイ・アソリン
トニ・カント
あらすじ
臓器移植のコーディーネーターを勤めるマヌエラは女手1つで息子を育ててきた。
一人息子のエステバン…
ある雨の日息子のエステバンと「欲望という名の電車」の舞台を観に行く。
マヌエラにとってそれは思い出深い舞台だった。
その帰り道、エステバンに父のことを話そうとした矢先に不幸が訪れる。
主演女優のウマ・ロッホにサインをもらおうと彼女の乗るタクシーを追いかけるエステバンは後続の車にはねられて命を落としてしまう。
息子の死を知らせようと行方不明の父を探す旅に出るマヌエラ…。
旅先で友人である性転換したゲイの娼婦アグラードと再会する。
共に仕事を探していると一人のシスターと出会う。
それぞれがある人物と繋がる…。
それはエステバンの父だった。
エステバンをつれて彼の元から逃げたマヌエラ…
財産を盗まれたアグラード…
そして彼の子を妊娠しエイズをうつされたシスターのロサ。
いろいろな事情を抱えた女性たち…。
その結末は…。
こうよう評価
★★★☆☆
性別が分からん度
★★★★☆
性別が曖昧度
★★★★★
性転換したゲイの娼婦アグラードを演じるアントニア・サン・フアンは本物の女性。
でも役どおりの元男にも見える(笑)
物語のキーマンとなるエステバンの父ロラも変わった人物である。
豊胸し女性の格好をしながらも下半身は男性であり、女性とも交わる…。
もう、性別とか無い世界。
ちょっとフランス映画っぽい雰囲気がある不思議な映画。